サイト内部の整理を正確にすることがSEOに繋がる

SEO対策で知っておかなくてはいけないのは、人間の目で分かりやすいサイトであっても意味がないことがあるという点です。確かに、人間が見て魅力的なデザインであると感じるサイトは少なくありません。そうすることで、ユーザーに喜んでもらえる可能性は高くなります。しかし、実際にそのようなサイトを作ったとしても、そこにやってきてくれるユーザーがいないと全く意味がありません。

こういった、人間の目に触れて好意的に感じられるサイト構成は、SEO対策を行った後にしていくことです。そして、このようなユーザーに好まれる構成が、必ずしも検索エンジンに好まれるわけではないという点に注意が必要です。例えば、デザイン性に優れたサイトにするために、サイト構成が複雑になってしまって、どこにどういった情報が書かれているのかがわからなくなってしまっているものもあります。検索エンジンは、ソース上に書かれている階層を参考に情報を精査しています。

これは、サイト内のページで現状でどの部分を見ているのかということを検索エンジンに上手く伝えないといけないことを意味します。具体的には、SEOではパンくずリストと呼ばれるものがこの役割を果たしてくれます。サイト内部を細分化し、階層を付けて情報を提供することで、検索エンジンに正しい情報を伝えやすくできます。こうすることによって、魅力的なコンテンツが存在するということを効率的に検索エンジンに伝えられるようになります。